あまり雑誌は買わないけれど、今月の日経おとなのOFFは買いました。
特集は「千利休と茶の湯入門」。
最近、実はお茶に興味があるのです。
お茶に興味を持ったのは今年の正月。
実家に帰った時に、母親に薦められたのがきっかけ。
母は昔からお茶好き。
小学生くらいのころに何度かぼくもお茶会に連れていかれた。
今、うちの実家は兄妹が家をでて、父と母だけ。あいた部屋がたくさんあるので、実家ではお茶の先生をお呼びしてお茶会が開かれている。
そんな母親に勧められたお茶。 これまで忙しさを理由に全然行けず。。。
でも、先日、縁があって、知り合いの紹介でお茶のお稽古に行ってきました!
茶室への入り方、お菓子のとり方、たべ方、お茶の飲み方と作法と所作を経験。
気遣い、心遣い、立ち振る舞い。日々忙しく過ごしていると忘れがちなことを、学び直すきっかけになりました。
すっごく勉強になってよかったです。お茶もおいしかったし、ハマります。
ぼくはその、お茶のお稽古で心に残ったコトバがある。それは、お茶の置き方をまちがえて、右よりに置いたときのこと。
「野田さん、迷ったら真ん中。
迷ったら、あなたは王道を行きなさい。」
という一言。
うーん、深い! 今の自分自身にも大事な言葉だったので、すごく響きました。自分自身が見透かされてるかのようでした。
和室にお茶。 ただそれだけのシンプルな場所。ムダなものが削ぎ落された場所だからわかる、物事の本質。 お茶を通じて少しだけ学んだ気がします。
30過ぎて、ようやく母親の言う事を聞くようになったぼく。
いやー、親の言うことは、素直に聞くもんですね(笑
うちの母の流派は「宗偏流」。家元は鎌倉にあるので、きちんと訪れたい。
お茶、これからも学ぼうと思います。勧めてくれた母に感謝。
「あなたは王道を行きなさい」そう教えてくれた、お茶の先生にも感謝!
お茶に興味ある方は、ぜひ、今月の日経おとなのOFFを。
みんなで 「ご趣味は?」 「あっ、お茶を少々」
って言える大人になりましょうよw