野田祐機のブログです

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自分の話

本気は本気をつくり出す。もう遠慮するのは、やめにします!

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お久しぶりです!ブログの更新がまったく出来ていませんでした。すいません!
この一ヶ月近く、きっかけバスのプロジェクトに関わり、バタバタしていました。

最初にきっかけバスのお礼を。
お陰さまで503万円の支援金が集まり、9月6日から9月10日まで47名の学生と被災三県を周りました。
ブログこちら(詳細はまたアップされます) 写真や動画はこのFacebookグループに載ってます。

本当に良い合宿になりました。ご支援いただいた皆様、改めてありがとうございます。

 

いやー、若い彼らと東北をまわって勉強になりました。私が彼らから学んだのは一つ。それは、遠慮しないこと。

きっかけバスでは昼は復興と防災を学び、夜はダイアログ。このダイアログが本当すごかった。47人、地域もバラバラの子が集まると一人一人が違う。
その違いで最初はギクシャク。一人一人がぶつかるし、その違いに悩む。

最後の夜のダイアログは、もう、みんなが本音をバンバンいっちゃう。
普通、大人だったら、途中で止めたり調整する。だけど、若い彼らは本音で話す、本気でぶつかる。そして、本気と本気がぶつかるからこそ、最高の結果がでました。
正直にすごかった。そこにいた大人全員が予想してないくらいの結果でした。
本音、本気って大事。改めて気づかされました。
(詳細はプロジェクトのブログにアップされるはずです、しばしお待ちを!)

さて、ここから自分の話をさせてください。

 

実は去年の夏に代表になってから、「公益社団法人の代表」っていうのが、いつも頭にあるんです。世のため、人のための公益法人。だからこそ、自分も良い子になろうとしていました。

国や行政の方と事業をしていると、色んな壁や仕組みにはさまれます。予算、縦割り、ルールに、「あっこれが限界なんだろうなー」って勝手に大人の事情を察し、いろんな人に遠慮していました。組織が大きくなれば、難しいのも確かにわかるのです。

 

ただ、そんな遠慮が自分の中にあるからか一緒に働くメンバーにも、ボランティアで関わってくれている仲間にもはっきり言えない。「3年目だし、色んな事情があるよね」って、かってに遠慮していました。いい意味で相手に合わせた大人の対応。良い子の対応。 でも、それって自分が本気になってない証拠だと気づきました。

 

だから、そんな遠慮はもうやめます。
もの分かりのいい「良い人・良い大人」はやめて、本気でいきます。
やっぱりね、自分が本気でいかないと、相手も本気になれないんですよね。そんなことを若者たちの本音に突き動かされ、大事な仲間の言葉にも気づかされました。ありがとうございます。

幕末に活躍した人の言葉にこういうものがあります。

「一言で国を滅ぼす言葉は『どうにかなろう』の一言なり、江戸幕府が滅亡したるは、この一言なり」(小栗上野介)

 

今、本当に思っていることは「何とかなるさ。じゃ、もう、どうにもならない。」ということ。
東日本大震災は未だに29万人の方が避難生活をされ、9割の方が仮設住宅暮らし。放射能・汚染水対策も続いています。正直に、全くどうにもなっていません。

 

これは、国や行政を批判しているわけではありません。東日本大震災は世界でも類をみない被害をもたらし、これまでのやり方が通用しない。それくらいの国難です。民も官も一緒に、みんなができることを助けあってやらないと復興しない。仕組みもどんどん変えないと復興しないのです。

 

「東北だから」「被災は個人のものだから」「行政がやるから」「もう、風化してるから」「ルールだから」そんな言葉は、もう聞かないフリしますw 良い子やめますw  今までと同じことやってても、解決しないことはよーーーく分かりました。
民は民でできることがあるし、民と官が一緒にやったら、できることはもっとあります。

 

震災から2年半経ちましたが、もっかい、みんなで何とかしましょう。2020年の東京オリンピック。いい意味で復興のゴールができました。 何とかなるさ、じゃなくて、何とかするぞ! その本気が本気の結果を作り出すのです。
変えれるもの、変えれないものがあるのは充分に承知しています。全てが一気に変わるとも思っていません。でも、本気で動き出せば、人は必ず本気で答えてくれます。時間を味方につけて、少しずつ前に進むと信じています。

 

日本中が助けあおう!って、夢みたいな話に聞こえますが、ぼくは本気で信じて、クレイジーに言い続けます。だって、民官連携をしている助けあいジャパンの代表だしね。これまで少々、小さくまとまっていました。反省してます!

 

震災から2年6ヶ月。まだまだ日本中が助けあおう!
復興支援、一人ではできないけど、みんなで助けあって。助けあいジャパンはそうやって想いが人を巻込み、できることで助けあって事業が進んできたはずでした。そんな当たり前のこと、原点を、若い子の本気から思い出しました。

 

久しぶりのブログでしたが、自分の事ばかりになってしまいました。もう、遠慮するのはやめにします、本気でいきます!
改めて、これからも宜しくお願いします。復興から新しい日本、創りましょう。

 

 

P.S
どうにかなるさじゃなくて、どうにかするぞ!
この言葉を教えていただいたのは、岩手で政治家を辞めて、一次産業の復興に力をいれている高橋博之さん。

今日、イベントでお話ししていただきますので、お時間ある方はどうぞこちらへ。ウワサの東北食べる通信のお話も!
詳細⇒https://www.facebook.com/events/413933092061579/ 

 

  • この記事を書いた人

野田祐機

外資系企業、NPOを経て、2016年に株式会社forsistersを起業。eiffelという手紙サービスをやっています。 28歳からブログを始め、コミュニティーやこれからのトレンド、古典、英語学習などの記事を書いています。 プロフィールはこちらから http://learnbydoing.jp/aboutme/

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