あっという間に一週間が終わった。
今週の最後は世田谷医師会の会合に参加。助けあいジャパンの監事をしていただいている松村先生のご紹介で事業報告をさせていただきました。
長く、バタバタの一週間だった。少しだけ時間を311に戻して振返りたい。
月曜日に3月11日を迎え、復興も3年目。助けあいジャパンのサイトもリニューアル。
今回のリニューアルは助けあいジャパンで実施した調査を発表。そして、サイトももっと分かりやすくなりました。復興も3年目。風化しているように見えるけれども、まだまだ何かしたい人はたくさんいる。調査では東北のために何かしたい人は76.6%とあります。なんだか嬉しかった。
3月11日の当日は、東京でいつもやっている懇親会。トップの写真はその時のもの。なんと60名以上の方に参加していただきました。
東北のために何かしたい。寄付したい。事業のサポートをしたい。私にできることって何?
そんなお話を最近たくさんいただきます。今日の医師会でも、今日ミーティングした企業の方からも、そんなお話をいただきます。震災から2年たったけど何かしたい人はたくさんいる。 すごく嬉しい。
東北に行くと、その課題の大きさにどこから手をつけていいかわからなくなる。団体の運営、予算、人事、組織作り、そんなのとは全く関係なく、現地の課題に直面します。「助けあいさん、なんとかしてよ。」そうやって、目の前に困っている人がたくさんいます。
「もっと、もっとやらないといけない。」そういう風に焦っていました。
今、この一週間を振返って、 その焦りも意味が無いことに最後に気づきました。
何かしたい人はいっぱいいる。 自分の今できることも大事だけど、もっと人に頼ってもいいのだと思う。もっと、人を信じてもいいのだと思う。
下手すると東北の現地でやっていると、視点が現場目線になる。経営者としては数字ばかりに目がいってします。 現場の目線で考えると、 自分がやらなきゃ! って思うのだけど、もっと広く考えてもいいのだと思う。
もっと人を信じる、もっと善の力を信じる。 人に頼りきるわけじゃないけれど、もっと日本人の底力、助けあいの力を信じることが大事だと思うのです。
つながる、できることをする、壁を越える。 これが助けあうということ。
これがやっとわかった。助けあうことは基本は善の考え方。
助けあいジャパンは善の力でできているのです。
助けあいジャパンの代表としては、経営的な視点も大事。
だけど、青いようだけど、もっともっと 善の力、もっともっと人の力を信じようと思っています。本当に青いようだけど、日本に1つくらいそんな青臭い団体があってもいいと思う(笑
復興三年目を迎えた今週。 最後の仕事は監事の松村先生にご紹介いただいたお仕事。 タイトルの善の力を信じよう!って、松村先生がおっしゃっていた言葉です。
松村先生、なんだかようやく分かってきた気がしています。本当にありがとうございました。 ぼくはもっと善の力を信じて復興に貢献していきます!
写真は以前の松村先生の公演スライドより。