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☆就トモCafe誕生秘話☆

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さっき私の友人である篠原広高くんの誕生日前日のパーティーがありました。
場所は彼が作った新宿の就トモCafé。 今日はこのCaféを作った彼のストーリーを書きたいと思います。

 

就トモCaféになじみの無い方のために説明すると、

就活生向け 新感覚シェアスペース。3時間100円。Wifi&電源も無料。「知る・学ぶ」「行動する」「共有する」プロセスを通じて、就活生仲間と、気持ちと情報を共有するシェアスペースです。 就トモCafeHPより

 

ボクはこのシェアスペースが始まる直前の4月に、彼から話を聞きお手伝いすることになりました。ちょうど、私自身も一段落付き、政治家になるためにバイトでもやろうかと思って次何をする考えていた時期です。

(振返るとこの話を聞いた日に書いたブログがありました。我ながらふざけたブログですw  →「爆弾BACON」食べた、バーガーキングに踊らされた男たちの話

 

このバーガーを食べながら、篠原くんは就トモCaféの話をしてくれました。

「ぼく、このサービスに懸けたいんだよね。これまでのキャリアで採用をやってきて、新卒採用、学生の就職の在り方を変えることが自分の使命だと思っている」 って熱い話をしてくれました。

 

ボクは能天気にバーガーをもぐもぐ食べながら、
「何で新卒なの? 何でシェアスペースなの?」と聞くと

 

「日本の若い人が3年で仕事を辞めて責められる、就職に失敗して自殺することもある。就活に失敗した、それだけで人生が大きく変わってしまう。その責任を一番弱い若い人が背負うのは可哀想。

理由はいろいろあるけど、学生の視点でいくと自分自身の分析やきちんと企業とマッチングしてなくて就職するのが理由なのが多い。

自分がやってきた人材採用の部分で、そういう課題があるのであれば、その課題を解決する場所が必要だとおもう!そこには学生のうちから、社会人や学生と話が気軽に話ができるCaféみたいな場所が必要なんだよね」

という話をしてくれました。

もう、バーガーをモグモグたべてる場合じゃありません。

 

半年前、私は30歳を迎える直前。 自分の生き方もきめて、会社を辞める寸前でした。篠原君は私の一つ下の29歳。30歳手前にこれからの道を決めるような状況で、彼はこの就トモCaféに懸けたい!って本気で言う。自分も人生を変える直前だったので、彼の本気度は手にとるようにわかりました。

もう、これは手伝わないわけにはいきません! 当時、ぼく仕事を辞める直前で暇人だったのも功を奏し(笑、そこから準備が始まります。

色んな人がすでに手伝っていて、私はオープニングの細かいところを一緒にやらせてもらいました。

・どんなプロモーションをした方がいいのか?
・イベントはどうする?
・オープニングの企画はどうする?

そんな話をしながらGWに突入。連休明けの5月7日のオープンまでバタバタで家具を配置したり、受付の流れを把握したり、告知したりとやっていました。

 

それで迎えた就トモCaféオープンの5月7日。
来てくれたお客さんは多分3人くらいだったと思う。
最初にこの数で大丈夫か!? と思ったけど、来てくれた人は0じゃなかったんですよ。

 

「この場所いいね!」って言ってくれたブロガーさんが記事を書いてくれたり、口コミで広げてくれて人は徐々に増えていったのです。夏頃には、Caféを手伝う「バリスタ」という大学生の仲間も増え、運営も回り始めます。今では学生のイベントが週に数回は開催されています。 たった半年で、すごいスピードで輪が広がっているのです。

 

ぼく自身は、オープンのあとすぐに助けあいジャパンの代表になることが決まり、お手伝いをするプランが白紙になっちゃいました。いつも行けずに申し訳ないな。と思いつつも、何かあったらお手伝いはまだまだしたいと思っています。

ちょっと長い話になりました。すいません。まとめを書きます。

 

篠原君が覚悟を決めてはじめたサービス。 オープン前にはそうとう悩んだと思う。準備も大変だったし、口にはださないけど不安も感じていたと思います。

でも、今日彼の誕生パーティーがこの就トモCaféであって、最初に彼が言っていた場ができたんだなーと思ってました。

 

誕生会のあとこの記事を書きながら、もう今は11月7日。 篠原くんの誕生日でもあり、就トモCaféのオープンから6ヶ月。最初は不安がいっぱいで本当にドタバタだった。そこを乗り越えて、彼はステキな場所を学生のために作ったのです。

 

半年前、彼とオープニングを迎えられて本当に良かったです。そして、半年後のこの姿を見れたのも話を聞きながら嬉しくなってこの記事を書いています。

 

いつかこの就トモCaféがもっと有名になって、
「おれ、あの就トモCaféの最初の受付やったんだよね。最初のお客さんは3人だったけどw」って話をしたい。

 

その時、篠原君も
「知ってる?就トモCaféの最初の受付は、あの助けあいジャパンの代表で、今度政治家なるんだよね」

って言いあえるといいなと思っています。

私はこれからも就トモCaféと篠原くんを応援したいと思っています。
最初の店員だったボクしか知らない、就トモCaféの店長のお話。
長くなりましたが、しのぴーお誕生日おめでとう。これからもお互いがんばりましょう! 就トモCafé、いいね!です

写真はオープン前日の就トモCafeと篠原くん。
最初はほんとにイスとテーブルしかない、シンプルな場所だったんです。懐かしい! 彼のこの場所にかける想いはこちらのまとめを。

 

近況:11月13日(火)に助けあいジャパンでチャリティーイベントを実施します。ゲストには斉藤徹さん、さとなおさん×斉藤徹さんの特別対談もありますので、ぜひどうぞ。学生は就トモCafe経由で頼むといいことあるよ!しのぴーに聞いてみて! ー>詳細

 

  • この記事を書いた人

野田祐機

外資系企業、NPOを経て、2016年に株式会社forsistersを起業。eiffelという手紙サービスをやっています。 28歳からブログを始め、コミュニティーやこれからのトレンド、古典、英語学習などの記事を書いています。 プロフィールはこちらから http://learnbydoing.jp/aboutme/

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