野田祐機のブログです

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引っ越しをした理由 

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三連休に引っ越しを済ませ、大崎に住みはじめました。

さてさて、引っ越しをしたわけですがこれには理由が3つあります。最近はシェアハウスや実家暮らしの人が多いですが、一人暮らしの参考までにどうぞ!

ちなみに前まで住んでいたのは妹と同居で私は4畳半の部屋。その辺りは前の記事を。

 

理由1:引っ越しでちゃんと区切りを付けたかった

こちらは今年の私のカレンダー。
6月以降から予定がガンガン入って真っ赤のところもあります。6月以前の予定は前の会社のスケジュールだから比較は出来ませんが、改めてみるとすごいな(笑
スケジュールが詰まっていてずっとバタバタしています。

 

今年の6月末に会社を退社。5月の半ばに助けあいの代表をやることが決まって、そこからバタバタと動き始めました。5月と6月は二足のわらじでした。
本当は6月以降は無職をする予定だったので、このバタバタ具合にはさすがに想定外。。。 本当はBASFを退社したらゆっくり区切りを付けたかったのにそれもできず。こんな状態だったので、何か自分のスタンスが分からない状態がずっと続いていました。

 

去年家を借りたときは来年の3月には実家に帰ることが前提。

仕事:政治家になる予定が公益法人の代表へ
家:政治家になる予定で家賃の安い部屋(妹と同居)→えっ今は?

と、今やっていることと自分の状況に差異がありすぎて何かよくわからない状態。特に家はパーソナルな部分でおおきな意味を持つので、ここが一貫性がないので改めて区切りを付けたかったのが理由です。

 

理由2.家に自分の居場所がない!→プライベートがない!→珍しくネガティブに!

今日は東京、明日は仙台、その次福島、その後また仙台。 みたいなことが多い半年でした。毎週のように東北に出張に行き、東京にいても帰りがおそい。
家に帰ったらシャワーを浴びて寝るだけ。

休みの日も部屋が狭いのであまり家にいたくない。家にいたくないので近くのカフェとか居酒屋に行ってパソコン開いて結局仕事している感じでした。

そんなことを続けていると自分の居場所がないと感じていました。(本当に!)

ただ寝るだけの家というのと合わせて、プライベートな場所がないとプライベートの時間も無い感じがするんです。そして、珍しくネガティブな感情がたまにでてくるんですよ。ほんと珍しく。

なので、思い切ってガラっと変えてしまおう!というのが引っ越しです。

1.家が狭く自分の場所がない
2.家にいたくない
3.一人の時間がない
4.プライベートな時間がない
5.余裕がなくなりネガティブに(泣

というプロセスを

1.自分の場所となる家を探す
2.家でくつろげるようにする
3.一人の時間が増える
4.プライベートな時間が増える
5.余裕ができてポジティブに!

とまずは場所を定めて変化を起こすのが目的。

 

こういう時細かいところをいじくらずに、大きく変えてしまう方がいいのは仕事で学んだこと。
変化の振り子が大きければ大きいほど変化のあとの結果も大きく振れるので、場所を変えるだけで良い結果につながると期待しています。

 

理由3. 成長には引越して大きな部屋や良いものを

ぼくが最初の一人暮らしをしたのは、佐世保から上京して前の会社に入社した時。23歳の時です。

会社から手当がでるので手当の上限マックスの家賃で、一人で2LDKに住んでいました。 実家は佐世保の田舎の方なので大きい家に住み慣れていたから、贅沢ですがあえて大きい部屋を選びました。(まー会社からお金でるしいいかとw)

途中から家賃手当は無くなり全額自分で払うことになったのですが、大きい部屋から抜けだしたくありません。そうなると、家賃手当の分まで稼ごうと必死になったのです。 給料が倍になったとは言わないけれど、それなりに昇給はしていたし、仕事の責任も増えていきました。ただ、一人で2LDKに住む家賃の出費は大きいので政治家になると決めたら引っ越しましたが。

 

この時に学んだのですが家賃手当が無くなって安い部屋に引っ越していたら、多分いまこんな風にはなっていない。 20代後半からは責任ある仕事も任せてもらっていたのは、やっぱり自分自身で家賃の分稼がなきゃ!と勉強もしていたし、仕事もしていたからだと思う。

 

この「あえて大きな場所にいる」というのは成長に必要なことだと感じています。色んな社長さんのインタビュー見ると、大きなオフィスに移った分仕事をがんばった話が結構でてきます。

また、中国の古典の中には、任官されるまで小さな家に住んでいても、1つだけ贅沢なものを持っていた男の話がでてきます。それを見た武将が「こいつは野心がある」と言って、結局出世したというお話。(誰だったか名前は忘れたw)

 

まー結論から言うと、

・大きな家や良いものを手にするとそれに合わせるように頑張るようになる

ということです。「入れ物が大きくなればその人の器も自然と広がる」的な考えですね。

今回の部屋はそれほど高い家賃ではありません。しかし、これまでの4畳半とは大違い。足ものばせるし、畳の上でくつろげます。満足しています。

 

最後に:引っ越しして思ったこと

書いていて思ったことを最後に。
最近はシェアハウスや実家暮らしの人が多い。確かに先が見えない経済状況だし、若い人がシェアハウスをやるのも、気軽だし、お金もかからないのも分かる。
固定費は下げたいし、仕事も変わるかもしれないしね。ぼくも期間限定だけど、妹と住んだのでわかります。

実家も同じ。 一人暮らしってすごい楽。 家族はいるし、家賃もそんなにはらわなくていいし、ご飯がでてくる時もある。

 

だ・け・ど、
今回改めて気づいたのは一人暮らしするって人生に対して新しい責任を持つ一歩のような気がしています。

固定費が上がるぶんもっと必死で働かなきゃいけないし、そのために努力が必要です。会社はこのままでいいのかな? とか、実家にいてこのままでいいのかな? そういうことを改めて考える機会にもなります。
初期費用もかかるし、家具もそろえなきゃいけない。そういうコミットメントがあるからこそ、今を変えて行くことにつながると思うのです。

居心地がよいところにいても成長はしないし、自分の責任で家を借りるというのは、自分の人生設計や将来に責任を持つことだと感じました。なので、シェアハウスや実家暮らしで、何かうまくいかないな? と思う人がいたら、思い切って一人暮らしをしてみるといいのかもしれません。

 

ぼくの場合は自分の器を広げること、考えを変えることを狙って今回の一人暮らしをスタートしました。これがきっかけで、代表として組織が公益的に貢献し続けることの新しいステージに入ることも狙っています。

 

きっかけは引っ越しただけなんですが、住む場所が変わって私がどう変わったかは来年の年末には結果がでるはず。新居になってパワーアップしていきますので、よろしくどうぞー!

 

  • この記事を書いた人

野田祐機

外資系企業、NPOを経て、2016年に株式会社forsistersを起業。eiffelという手紙サービスをやっています。 28歳からブログを始め、コミュニティーやこれからのトレンド、古典、英語学習などの記事を書いています。 プロフィールはこちらから http://learnbydoing.jp/aboutme/

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