Month11月 2012

Kemuri reunion tour -2007 -> 2012 -

 

今、福島に向かう新幹線の中。昨日のKemuri Reunion ツアーのことを書いておこう。

ケムリをご存知じゃない方のために簡単に書くと、

Kemuri: 1995年に結成されたスカコアバンド。スカ、パンクの中では王道のバンド。アメリカツアーなども行い、98年に発表された77Daysのアルバムが有名。
自らのバンドスタイルを「P・M・A」と名づけ確立している。略称はPositive Mental Attitude – 「肯定的精神姿勢」という意味を表している。  詳細はwikipedia

 

昨日は友達の永田くんに誘われてライブへ。ケムリの復活ライブの最終日ということで、チケットは即完売の中よくぞとれたなーと思った。ケムリの復活は知っていたものの九月のAir Jam には行けなかったし、今回も忙しくて余裕がなかった。友達から誘われなかったら行けなかった。感謝です。

 

ライブは5年ぶり。前のライブは確かケムリの解散ライブ。久しぶりのライブだったけど、短パン、Tシャツ、スニーカーで懐かしい格好(笑
ロック、パンク好きに多いタトゥーを入れた人を久しぶりに見た気がする。最近、こんなロックな人と会わない。自分もネクタイしめてスーツ着てるから、何かライブに行き始めた20歳くらいのころを思い出しました。昔は若かったなーってねw

 

5年前は2007年、まだ自分は25歳。 外資でバリバリやってた時期。 そこから5年。5年経つと変わるよね。自分の仕事も人生も変わっているし、世の中はソーシャルメディア最盛期。 そんな中ケムリのHPはこんな感じ。 サイトもページ1枚。サイト見たらわかるけど何か時が止まっとる(笑

 

TwitterもFacebookもやってない、スカパンクバンド。だけど人は集まるんだよね。ライブバンドはやっぱりライブ。 本物はやっぱり違うし、みんなそれを知ってるんだよね。前の記事でクラシックの事欠いたけど、やっぱりボクにとっての生音はギター、ベース、ドラム、そしてトランペットがあったら最高。いやほんとよかった。ダイブもモッシュもひっさびさでした。

 

ライブの中でボーカルの伊藤ふみおが言った言葉が印象的だった。

「今日は自分のことだけ考えてください、歌いましょう、踊りましょう。」
ってことを言っていて、昨日のライブの間は本当に何にも考えずにライブに集中していました。 久しぶりに自分のことしか考えない時間だったし、Tシャツ・短パン・スニーカーで本当に昔の自分みたいでした。 何か最近イロイロ考えることが多いので、自分自身取り戻した気がします。

 

最後の方の曲で 「泣いてる暇はないよ、チャレンジしようぜ!」って言って、Prayer という曲が始まったら、もう涙出てきてしょうがなかった。
歌詞にもある No time to cry, why don’t we try? という言葉。

そう、止まっている暇も、泣いてる暇はないわけです。チャレンジしようぜ!がんばろうぜ! って元気ももらいました。

そんなこんなで、今日も福島でがんばります。ライブではしゃぎすぎて足腰フラフラですけど(笑
ではでは、今日もPMA (Positive Mental Attitude)でがんばりましょう!

YouTube Preview Image

 

 

 

1曲18円と超お得!クラシック聴き始めるなら、クラシック人気TOP50 !

クラシックを聴き始める方に朗報です!今日はそんなお話。

実はですね、この前サントリーホールにオーケストラ聴きにいく機会がありました。クラシックの生音すげーって思って聴いていても、これまでクラシック興味がなかったから曲が全くわからないわけ(笑 案の定、途中から眠くなりました。

まー30歳にもなったし、ちょっとはよい文化に触れなさい! と先輩方にも言われていました。これを機会にクラシック聴くかーと思って、入門編にいいのがないかと探していたところ、いいやつ見つけましたよ!

 

これはクラシック音楽を聴き始めるには、ほんとにいいです。
タイトルはずばり、クラシック人気曲ランキングTOP50!
価格は50曲もはいってたったの900円!! 一曲当たり18円ですよ!

 

もー、びっくりしてさっそくiphoneでポチりました。ダウンロード限定だから出来る価格みたいです。

このクラシック人気曲ランキングTOP50! サブタイトルは、
【コミック、アニメ、映画、ドラマ、CM、ポップス、フィギュアスケートなどに登場したイマドキのクラシックを人気ランク順に収録】 

というだけあって、必ず耳にしたことがある曲があります。おおーこれかー! とか、カノンあるじゃん!(← 名前だけ知ってたけどw)みたいなのが入っています。

仕事のBGMにも、寝る前のリラックスにもクラシックは聴くと落ち着けるので、おすすめです。 50曲入ってたったの900円! ぜひどうぞ!

 

詳細

【アルバム紹介】 

ナクソス・ジャパン運営のモバイルサイト「クラシックエッセンス フル」のダウンロードランキングTOP50をまるごと収録!! フィギュアスケートで有名になった「仮面舞踏会(4位)」や「誰も寝てはならぬ(29位)」、 人気クラシック音楽ドラマに登場した「ラプソディー・イン・ブルー(7位)」「ベートーヴェン: 交響曲第7番(9位)」など、2000年代~現在の間に流行した名曲が勢揃いした、配信限定のスペシャルコンピレーションです。

クラシック人気ランキングシリーズ第2弾、『クラシック人気作曲家ランキングTOP50!』リリース!

 

【収録曲リスト】

1位 パッヘルベル: カノン
2位 J.S.バッハ: G線上のアリア
3位 ショパン: 幻想即興曲
4位 ハチャトゥリアン: 組曲「仮面舞踏会」 – ワルツ
5位 ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番 – 第1楽章
6位 ラヴェル: ボレロ
7位 ガーシュウィン: ラプソディー・イン・ブルー
8位 ショパン: 別れの曲
9位 ベートーヴェン: 交響曲第7番 – 第1楽章
10位 ショパン: ノクターン第2番 変ホ長調
11位 ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第14番「月光」 – 第1楽章
12位 リスト: 愛の夢 第3番 変イ長調
13位 リスト: ラ・カンパネラ(パガニーニによる大練習曲第3番)
14位 ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」 – 第2楽章
15位 ホルスト: 組曲「惑星」 – 木星(ジュピター)
16位 ヴェルディ: レクイエム – 怒りの日
17位 ドビュッシー: ベルガマスク組曲 – 月の光
18位 ドヴォルザーク: 交響曲第9番「新世界より」 – 第4楽章
19位 ショパン: 革命のエチュード
20位 エルガー: 行進曲「威風堂々」第1番
21位 モーツァルト: 2台のピアノのためのソナタ K.448 – 第1楽章
22位 ショパン: 英雄ポロネーズ
23位 ワーグナー: ワルキューレの騎行
24位 モーツァルト: きらきら星変奏曲
25位 シューベルト: アヴェ・マリア
26位 スメタナ: 連作交響詩「わが祖国」 – モルダウ
27位 ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第14番「月光」 – 第3楽章
28位 モーツァルト: ピアノ・ソナタ第11番 – 第3楽章「トルコ行進曲」
29位 プッチーニ: 歌劇「トゥーランドット」 – 誰も寝てはならぬ
30位 チャイコフスキー: 祝典序曲「1812年」
31位 ドビュッシー: アラベスク 第1番
32位 モーツァルト: アイネ・クライネ・ナハトムジーク – 第1楽章
33位 J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲 第1番 – プレリュード
34位 J.S.バッハ: 小フーガ ト短調
35位 エルガー: 愛の挨拶
36位 ベートーヴェン: 交響曲第5番「運命」 – 第1楽章
37位 チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 – 第1楽章
38位 ラヴェル: 亡き王女のためのパヴァーヌ
39位 オルフ: カルミナ・ブラーナ – おお,運命の女神よ
40位 ショパン: 練習曲 嬰ハ短調 Op.10-4
41位 ブラームス: 交響曲第1番 – 第1楽章
42位 マスカーニ: 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」 – 間奏曲
43位 J.S.バッハ/グノー: アヴェ・マリア
44位 ラフマニノフ: 前奏曲 – 「鐘」
45位 チャイコフスキー: バレエ音楽「くるみ割り人形」 – 花のワルツ
46位 ショパン: ピアノ協奏曲第1番 – 第1楽章
47位 ショパン: ノクターン第20番 嬰ハ短調[遺作]
48位 ショパン: バラード第1番 ト短調
49位 マスネ: タイスの瞑想曲
50位 グリーグ: 組曲「ペールギュント」 – 朝

詳細HP -> http://naxos.jp/digital/classicrankingtop50
itunes DL -> https://itunes.apple.com/jp/album/id468971156
Amazon DL-> http://www.amazon.co.jp/gp/product/B006FGKQA2

 

コメント
一曲ずつ単品で買うと150円、50曲まとめて買うと 900円。どう考えてもお得すぎます。 とりあえず迷ったら買いでポチっとお願いします。itunesとアマゾンの配信限定なのでCDはないみたいですよ。

 

 

 

近況:以前からいろんな方にお願いされておりました、助けあいジャパンのクレジットカードでの寄付が可能になりました!(やっと!遅くなりました。)
お陰さまで情報配信続けております、復興支援、東北への支援で助けあいジャパンの活動に共感いただける方は、リンク先の会員登録から寄付をどうぞ宜しくお願い致します。  こちらの新規会員登録ボタンからどうぞ。 ->http://mp.canpan.info/tasukeaijapan/

 

 

今回の記事いかがだったでしょうか?コメントは下記、もしくはyuu_key まで。
今回の記事はぜひみんなに見てもらいたいと思っています。Facebookでのシェア、TwitterのRT,はてブ 良かったらどうぞよろしくお願いいたします。

RSS登録は下記のボタンから

 

 

復興の今から学んだ5つのこと

今日は少し不思議な気分です。
書いているのは個人の自分と、公益法人助けあいジャパン代表の野田祐機の二つが混ざっています。

7月から助けあいジャパンの代表となって、東北に週の半分は行くようになりました。東北と東京を往復し、色んなことが見えてきました。

東北に縁もゆかりもなく震災後復興に関わった一人の人間として、東北と東京の間の視点で復興の今から学んだことを書きたいと思います。

1.被災地ってどこ? 東北ってどこ?
2.町単位の復興とマルチステークホルダープロセス
3.「みんなで」は全体最適と在り方が見えてくる
4.非営利組織だからできること
5.復興のいま

 

1.被災地ってどこ? 東北ってどこ?

最初にこの話から書きましょう。
2011年3月11日、14時46分、マグニチュード9.0 日本の観測史上最大の地震が起き、最大遡上高 40.1mにも及ぶ大津波が発生。東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害をもたらした。

その後、東京電力第一原発はメルトダウン、水素爆発により重大な原子力事故に発展。原発のある福島県浜通りを中心に、周辺一帯の福島県住民は長期の避難を強いられている。

これが当時起こったことであり、今なお自宅を失った避難生活者は329,777人。
「被災地は大変だ!東北は大変だ!」 そんな思いで日本中が支援の手を差し伸べた。1年7ヶ月が経ち、その支援も少しずつ小さくなっています。被災地では何がいま求められているのか? ぼくはいま、これです! ってはっきり言えない。それは今回の被災地というのが、あまりにも広く、それぞれの場所によって状況があまりにも違うからです。

 

今回の東日本大震災、被災をしたのは220市町村に及ぶ。それぞれの場所で全く状況が違うのです。 沿岸部と内陸で状況は違うし、岩手、宮城、福島でも全然違う。
「東北に行ったけど、大丈夫だったよ」と言う人は結構多い。東北に行く=新幹線で行っても、被災地の今はわからない。なぜなら、今回被災したのは「沿岸部」であり、新幹線で通る郡山も福島も仙台も盛岡も「内陸」に位置するからです。

内陸から被災地を見にいくには、それぞれの駅から数時間かけて車で沿岸にいかないと見えないのです。ぼくだって、仙台に降りたら全く被災の影響がないように思える。だけど、南三陸町にいくと津波で流された場所がはっきりとわかります。未だに目を疑うほどに被害が広域だったとわかります。

今回の津波の特徴は「町を流した」ということ。津波は家や人を流しただけじゃないんです、町全部が流された地域が多い。それくらい被害が大きいのです。阪神大震災、中越地震は神戸、新潟に被害があった、だから支援もしやすかったんですが、今回は全然違います。

それぞれの場所で被害や課題が全然違う。 これから復興は町単位で進みます。被災地と言っても、もっと小さく、個別でみていく必要があるのです。
広域的災害だったからこそ、複雑なのです。

 

2.町単位の復興とマルチステークホルダーアプロセス

今回の復興で特徴的な言葉があります。マルチステークホルダーアプローチ、マルチステークホルダープロセス と言われるもので、多様な参加者での物事をすすめるやり方です。

津波で流された町、放射能で帰れなくなった町、被災地にはさまざまな状況の町があります。岩手、宮城、福島と県ごとでの状況も違い、復興計画も違います。県の中でも沿岸部と内陸部で全く状況が違う。復興庁ができたものの、復興計画がそれぞれの場所によって違うのです。違いがあるからこそ国がトップダウンで復興計画を作っても、それが現実の状況とは全く違うものになるのです。だから、各町ごとで復興計画があるのです。

 

町を作るのは誰なのか?

それは住民であり、そこにいる企業でもあります。そこに行政もあります。 今回の復興では、町、市、県で、物事を決める時に多様な働き手(行政、企業、NPO、市民)が円卓について物事を進めるマルチステークホルダープロセスが採用されています。

津波で流された町で復興をするには、人が中心として復興して行くしかありません。そこにはさまざまな視点が必要になります。行政の視点、企業の視点、市民の視点とそれぞれに違う人たちが協議しながら、町づくりを進めています。

 

復興とは何年もかかるもの。阪神の時は10年以上かかったそうです。そこに行政だけの視点で決めても、誰も納得しないのです。 町づくり=みんなのもの。 そこにはみんなの視点が必要になってきます。

 

みんなで町づくりを進めよう! すごくいい話に聞こえませんか?
これ、確かにいい話なんです。 だけど、問題があります。
それは、市民、企業、行政は、それぞれに本来目指しているものが違うのです。

・行政はみんなに平等に、ルールを作ってリスクをなくすこと
・企業は利益を早く出すこと
・市民は自分の生活を守ること、安全であること

この通り、それぞれ元々目指しているものが違うのです。

「みんなで」というのは、それぞれの意見を聞く必要があり、時間がかかります。
「みんなで」というのは、その分いろんな利害調整が必要になります。
「みんなで」というのは、バラバラだからコーディネーターが必要なのです。

 

行政と企業、そこに市民が入る。それで町づくりや課題の解決を試みるのが今回の復興の特徴です。これまで関わりが薄かったバラバラのものだったからこそ、みんな調整が大変なんです。すごいチャレンジなんですよ。だって、誰もそんなこと恊働で町づくりなんてやったことないんだもん。

「みんなで」っていいことだけど、こう書くとめんどくさくない?
でも、いいこともあるとぼくは思っています。

 

3.「みんなで」は全体最適と在り方が見えてくる

ここからは私自身が今やっていることで感じたことです。市民、企業、行政とマルチステークホルダーで物事を進めると、対話が必要になってきます。先ほど書いたように、それぞれの参加者の意図や目指すところは本来バラバラなもの。

これまで利益だけ見ていた人が社会のことを考えなければならなかったり、
自分の生活だけ考えていた人が町全体のことを考えなければなりません。

対話を繰り返して相手を理解して行くと、全体としてどうあるべきか? という、全体で最適な答えを考え始めます。これからの町の在り方が見えてきます。 利益だけ、自分の生活だけ、ルールだけ、というその立場だけで考えていたことは社会全体を見た時には実は個別最適されていたものだと気づきます。

 

私自身もここに気づくまでに時間がかかりました。 全体で良い答えをだすためには、考え方を変える必要があるのです。時にその答えからでたものは、既存の組織では軋轢を生むかもしれないし、他の人からは「訳がわからん!」と言われることかもしれません。「みんなの納得するものにしたら、結局、中途半端になったね。」 そう言われることもあると思う。

だけれども、全体でどうすべきか? という視点でたつと、これまでにないことも必要になります。間に立つ人が必ず必要になります。
今回の復興の場合、その間にたつのが非営利組織だと感じています。

4.非営利組織だからできること

企業は利益やスピードを求める
行政はルールや平等性を求める
市民は自分の生活や安全を求める

これらの中間に位置するのが、非営利組織です。個人が中心だけど、企業のような運営が求められ、公共のために行政とともに仕事をする非営利組織。

困っている人が目の前にいるとき、
企業はお金を生まない限り、価値を提供できません。
行政はみんなの平等性や、全体のルールの中でしか活動ができません。ほんとうに小さな問題に困っているときにルールがじゃまして動けないのです。

非営利組織の場合、サービスを提供してお金を生む訳でもなく、小さな課題にアプローチが可能です。お金を追求しなくてよい、市民の目線で活動できるからこそ、きめの細かいサービスが提供できます。その分、寄付金や助成金の制度もあります。個人や市民団体では責任がとれない、だから法人として登録することが容易にできる仕組みになっています。企業、行政、市民の本当に中心の存在が非営利組織。

 

今回の復興の現場では、NPOが活躍している例がたくさんあります。ETICというNPOは人材を行政の職場に派遣していたり、町づくりのコーディネーターとして活動しているNPOも、小さなニーズに対応するNPOがたくさんあります。

 

復興庁もこのNPOと積極的に活動を進めるために、ボランティア連携班という組織が設置されています。 国もNPOや企業と積極的に協働して復興を進める形をとっているのです。先日あった野田首相の所信表明演説にもその部分は触れてあります。具体的な話は岡本全勝さんのサイトを。

ピータードラッカーが非営利組織を強く押していたのも、今ようやく分かるようになってきました。「経済」の時代なら企業だったんです、でも今からは「社会」が中心になってくるのです。これからの社会の真ん中にいるのは、実は市民が中心となっている非営利組織だと感じています。

 

5.復興のいま

 

220の被災自治体、30万人もの避難者、風化、ガレキ、放射能と、復興の現場は複雑です。

個別と全体、論理と想い、民と官、生活と経済、利益と公共、被災地と東京。
これらは双方にちがうもの。私は非営利組織の代表として、マルチステークホルダープロセスの中で何度もこの違いに直面します。

いろんなことを考えて最適な答えを探すそうとすると 相手を理解し、違いを理解し、対話をしないといけない。 それはすごく時間がかかることです。
複雑なものをみんなで考えていくには、私は下記の3つのことが必要だといつも思っています。

Communication:  対話、背景や違いを互いに理解しものごとを進めること
Creativity: 複雑なものの中から少し考え方を変えて解決策を見つけていく創造性
Challenge: これまでの個別最適から全体最適を目指すため参加者みんなが枠をこえること

 

最後のチャレンジが一番大変。
全体最適を目指すと、組織の中での対応や自分自身の枠を超える必要があります。自分一人ではどうにもならないことも本当にたくさんあります。 今、復興の現場で日々活動されている方は、日々自身の生活も不安のなか、このチャレンジをされています。国の予算はまだ決まらない、町づくりは時間も手間もかかる、そんな間に風化は進みます。未だに自宅のない、避難者が30万にもいる今回の大震災。一つ間違うとその人の生活や人生、命の問題につながってきます。

そうは言っても、現地でも東京でもいろんな意見を聞きます。「国はやってないんじゃないの?」とか、「復興で金儲けしてる人もいるんじゃないの?」とかね。
私が知る限り、復興庁の人も、県の人も、市町村の人も、企業も、市民も。だれもサボってる人なんていないし、みんな復興を目指している。でも、被災の辛さから抜けられずに前を向けない人もいらっしゃいます。みんなが前を向いているわけでもない、いろんな想いがあるのです。

ただ、組織や考えの違いからそのアプローチが理解できなかったり、これまでと違ったりするからこそ誤解を生むこともあります。 もちろん、色んなヌケモレや制度の問題はあります。でも、現地に行くと、それが今の精一杯なんです。

 

町が流された地域は、行政の公務員も津波で流されて人手が足りない。 そんな中、行政の人は復興のために活動されています。自分自身も被災者でありながら、支援者であり続けれなければなりません。上司が亡くなり、いきなり責任者で自分がやらなければならないこともたくさんあります。誰にも聞けない、だけどやらなきゃいけない。苦情の電話もいっぱいくる、行政には課題が山積みです。そんな行政の現場でも助けあいジャパンのメンバーは働いています。

メンバーから話を聞くと、現地の人はどれが正しいかもわからないでみんな悩んでる、課題は山積み、そしていろんなところとの恊働のなかで組織の壁、これからの在り方を見直し、みんなチャレンジされています。それが今の復興の現場。

課題大国日本で最も課題が多い被災地。課題が多いからこそ、上に書いたような新しい取り組みも始まっています。
ここの在り方が今後の日本の在り方に影響するとぼくは思っています。

 

最後に

まとめをかきましょう。

・311に広域的災害がおき、被災地、東北といえども状況が町によって全然違う。
・マルチステークホルダーアプローチにより、多様な人たちにより復興が進められている
・みんなでやるのは時間がかかる。でも、多様性があるからこそ、在り方が見えてきて、全体にとってよい結果が得られる
・ ステークホルダーの間にたつ、細かいところができるNPOが今回は活躍している
・復興の現場は誰も対応したことがないことだらけ。
・課題先進国で最も課題が多い被災地。 大変。だけど、ここから新しいことも始まっている。

今回はあえてポジティブに書いています。最初に書いた通り、今回の記事は個人と法人の代表の想いの二つが混ざっています。

公益法人というのは、民と官その両方を扱う組織だからなのでしょう。時に官の立場にたち、時に企業の立場にたつ。 東京と東北を往復することで、双方の違いも見えてくる。そんなことばっかり考えているから、最近考えがよくわからなくなります(笑
企業にいたときは利益のことだけ考えていればよかったし、選択と集中でいらないもの、あわないものは切り捨てていればよかった。そんなことが今はできない。

 

民と官、個人と会社、右脳と左脳、東北と東京、利益と公共、Power & Love。
色んなものの間にいる。これからの社会はどちらかに割り切れるような、そんなにシンプルなものではないのでしょう。

多様な人々が集まり、組織の壁を越えて、新しい社会を創って行く。
今はまだ道の途中。 「みんな」にチャレンジが必要。 現場は大変です。日々挑戦です。

この「みんな」には実はもっと被災地以外の人も含まれていいと思う。東京の人も、地方の人も被災地のためにがちょっとがんばる、枠を超えて関わってみる。そういう仕組みが出来た時、みんなが助けあいながら復興が進むと思っています。

 

そのプロセスを経て、私は新しい日本が創られていくと信じています。
ちょっと夢みたいな話に聞こえます? でも、いままさにそんな話が組織の枠を超
えて進みつつあるんですよね。(まだ、詳細は秘密だけどねw)

そのお話はまた今度!
ということで、長文読んでいただきありがとうございました。

 

お知らせ

こちらに書いたような内容を今度チャリティーイベントでも話をします。

ボクと石川さんは現地で学んだこと、会長のさとなおさんと斉藤さんが新しい社会の姿と、インターネットの可能性について話します。

東京と東北の間、民と官の間、利益と公共の間、これまでとこれからの間で私たちが感じていることです。 ぜひ、お越し下さい。

詳細

2012年11月13日 19:00-21:00 (18:00会場)
場所:〒140-0002 東京都品川区東品川4-12-3 品川シーサイド楽天タワー

<プログラム>
18時00分:受付開始・サイン本受付
18時30分:ライトニングトーク
19時00分:講演開始 公益社団法人 助けあいジャパン 代表挨拶 野田 祐機
19時15分:公益社団法人 助けあいジャパン 事業報告 副会長  石川 淳哉
19時30分:講演「BEソーシャル」(50分)Looops Communications CEO 斉藤 徹
20時20分:特別対談(40分)助けあいジャパン会長 佐藤 尚之×斉藤 徹
-「復興の今」から見える、新しい社会の姿とインターネットの可能性-

お申し込みはこちらののページより http://peatix.com/event/7509

 

☆就トモCafe誕生秘話☆

 

さっき私の友人である篠原広高くんの誕生日前日のパーティーがありました。
場所は彼が作った新宿の就トモCafé。 今日はこのCaféを作った彼のストーリーを書きたいと思います。

 

就トモCaféになじみの無い方のために説明すると、

就活生向け 新感覚シェアスペース。3時間100円。Wifi&電源も無料。「知る・学ぶ」「行動する」「共有する」プロセスを通じて、就活生仲間と、気持ちと情報を共有するシェアスペースです。 就トモCafeHPより

 

ボクはこのシェアスペースが始まる直前の4月に、彼から話を聞きお手伝いすることになりました。ちょうど、私自身も一段落付き、政治家になるためにバイトでもやろうかと思って次何をする考えていた時期です。

(振返るとこの話を聞いた日に書いたブログがありました。我ながらふざけたブログですw  →「爆弾BACON」食べた、バーガーキングに踊らされた男たちの話

 

このバーガーを食べながら、篠原くんは就トモCaféの話をしてくれました。

「ぼく、このサービスに懸けたいんだよね。これまでのキャリアで採用をやってきて、新卒採用、学生の就職の在り方を変えることが自分の使命だと思っている」 って熱い話をしてくれました。

 

ボクは能天気にバーガーをもぐもぐ食べながら、
「何で新卒なの? 何でシェアスペースなの?」と聞くと

 

「日本の若い人が3年で仕事を辞めて責められる、就職に失敗して自殺することもある。就活に失敗した、それだけで人生が大きく変わってしまう。その責任を一番弱い若い人が背負うのは可哀想。

理由はいろいろあるけど、学生の視点でいくと自分自身の分析やきちんと企業とマッチングしてなくて就職するのが理由なのが多い。

自分がやってきた人材採用の部分で、そういう課題があるのであれば、その課題を解決する場所が必要だとおもう!そこには学生のうちから、社会人や学生と話が気軽に話ができるCaféみたいな場所が必要なんだよね」

という話をしてくれました。

もう、バーガーをモグモグたべてる場合じゃありません。

 

半年前、私は30歳を迎える直前。 自分の生き方もきめて、会社を辞める寸前でした。篠原君は私の一つ下の29歳。30歳手前にこれからの道を決めるような状況で、彼はこの就トモCaféに懸けたい!って本気で言う。自分も人生を変える直前だったので、彼の本気度は手にとるようにわかりました。

もう、これは手伝わないわけにはいきません! 当時、ぼく仕事を辞める直前で暇人だったのも功を奏し(笑、そこから準備が始まります。

色んな人がすでに手伝っていて、私はオープニングの細かいところを一緒にやらせてもらいました。

・どんなプロモーションをした方がいいのか?
・イベントはどうする?
・オープニングの企画はどうする?

そんな話をしながらGWに突入。連休明けの5月7日のオープンまでバタバタで家具を配置したり、受付の流れを把握したり、告知したりとやっていました。

 

それで迎えた就トモCaféオープンの5月7日。
来てくれたお客さんは多分3人くらいだったと思う。
最初にこの数で大丈夫か!? と思ったけど、来てくれた人は0じゃなかったんですよ。

 

「この場所いいね!」って言ってくれたブロガーさんが記事を書いてくれたり、口コミで広げてくれて人は徐々に増えていったのです。夏頃には、Caféを手伝う「バリスタ」という大学生の仲間も増え、運営も回り始めます。今では学生のイベントが週に数回は開催されています。 たった半年で、すごいスピードで輪が広がっているのです。

 

ぼく自身は、オープンのあとすぐに助けあいジャパンの代表になることが決まり、お手伝いをするプランが白紙になっちゃいました。いつも行けずに申し訳ないな。と思いつつも、何かあったらお手伝いはまだまだしたいと思っています。

ちょっと長い話になりました。すいません。まとめを書きます。

 

篠原君が覚悟を決めてはじめたサービス。 オープン前にはそうとう悩んだと思う。準備も大変だったし、口にはださないけど不安も感じていたと思います。

でも、今日彼の誕生パーティーがこの就トモCaféであって、最初に彼が言っていた場ができたんだなーと思ってました。

 

誕生会のあとこの記事を書きながら、もう今は11月7日。 篠原くんの誕生日でもあり、就トモCaféのオープンから6ヶ月。最初は不安がいっぱいで本当にドタバタだった。そこを乗り越えて、彼はステキな場所を学生のために作ったのです。

 

半年前、彼とオープニングを迎えられて本当に良かったです。そして、半年後のこの姿を見れたのも話を聞きながら嬉しくなってこの記事を書いています。

 

いつかこの就トモCaféがもっと有名になって、
「おれ、あの就トモCaféの最初の受付やったんだよね。最初のお客さんは3人だったけどw」って話をしたい。

 

その時、篠原君も
「知ってる?就トモCaféの最初の受付は、あの助けあいジャパンの代表で、今度政治家なるんだよね」

って言いあえるといいなと思っています。

私はこれからも就トモCaféと篠原くんを応援したいと思っています。
最初の店員だったボクしか知らない、就トモCaféの店長のお話。
長くなりましたが、しのぴーお誕生日おめでとう。これからもお互いがんばりましょう! 就トモCafé、いいね!です

写真はオープン前日の就トモCafeと篠原くん。
最初はほんとにイスとテーブルしかない、シンプルな場所だったんです。懐かしい! 彼のこの場所にかける想いはこちらのまとめを。

 

近況:11月13日(火)に助けあいジャパンでチャリティーイベントを実施します。ゲストには斉藤徹さん、さとなおさん×斉藤徹さんの特別対談もありますので、ぜひどうぞ。学生は就トモCafe経由で頼むといいことあるよ!しのぴーに聞いてみて! ー>詳細

 

Day off -旅から見えたこと-

昨日から福島の会津方面、裏磐梯という高原の温泉宿に一泊しています。
金曜と日曜に福島で仕事、土曜がぽっかり空いたので、せっかくの機会だからいつものビジネスホテルではなく、たまには気分を変えて遠出しました。小旅行です。

 

よくよく考えると、自分のために旅行をするって久しぶり。
東北はしょっちゅう来ているし、帰省で九州にも帰る、去年は海外出張が多かったけど、何も考えず旅を楽しむことは卒業旅行でいった中国のバックパックの旅以来。 計画も何もないから、それこそ何も考えてない、ただの旅。

ローカルな電車にゆられ、山道をバスで移動。コンビニもない、のんびりした宿に一泊していました。
泊まっている場所は、湖が有名な場所。散策すると沼や湖、紅葉がきれいな場所でした。 まずは写真をどうぞ。

 

熊注意の看板は結構笑えたw

 

さて、一泊して何をしていたかというと、たいして何にもしてないw

1人でのんびりすることが目的だったので、散策して、温泉は入って、ご飯食べて、本でも読もうかと迷って、結局

 

自分のブログを振返る

 

というのをやっていました。

 

ダラダラと昔のブログを見ていると、なんだか取り戻したものがたくさんあります。自分が当時思っていたこと、感じていたことだから、今響くことがありました。

ぼーっとブログを見ていると、こんな言葉を昔書いていました。

 

「心の声を聞くこと、そしてそれに従うことがリーダーシップの重要な教えであり、自分が本来やりたいこと、もっと言うとこうなりたいと思ったときに真のリーダーシップが発揮される by Wallen bennis」

 

そうか、今自分に必要だったのは自分の心の声を聞くことだったのか!
と気づかされました。

何も考えずに一泊の旅にでて、のんびりする。 一人で散策して、自然の音、自然の風景を楽しんでいると、色んな想いが湧き出てきました。

そんな気持ちのセットアップを済ませ、昔のブログを読んでいると、本来の自分、自分自身の思いを取り戻していました。

 

対話、多様性、コミュニケーション、フラットな組織、それぞれの貢献、信頼と共感、それぞれの想いとソーシャルメディア、オンラインコラボレーション、モノはそこらじゅうにある、だけどつながりがない、評価できないものの価値、リーダーはみんなの小さなアクションに支えられている、などなど。

今必要だと感じていることは、昔の自分がブログに書いていました。そして、振返ることで自分自身の成長も実感していました。

 

自分と対話をして、心の声を聞くこと。自分自身を取り戻すこと。忙しくなるとこれがなかなか出来ていませんでした。最近はブログに自分の想いも書けないし、責任もある。

「公益法人の代表は公人だよ」と言われて気づいたけど、まさにそうなんです。
最近、書きたいことも書けない、言えない。

 

そんななかで日々、目の前のことにチャレンジするのに精一杯。そして、ついつい忘れていた自分自身の心の声。もっと大事にしようと思います。
この旅は自分に今一番必要だったと思う。 そんな素敵な週末でした。
誰かと一緒の旅行は結構するけど、何も考えない一人旅はめったにしないでしょ?大人になるとそんな一人旅が大事なのかも知れませんね。

 

昨日ブログの振返りはTwitterでずっとつぶやいていました。特に面白いと思うのは、これこれ。震災後の記事は結構、本質をついているのが多かった。
残りはこちらブログの振返りtogetter   をどうぞ!

1日休んだら、スッキリ! ではでは、また走り出します!

 

近況:11月13日(火)に助けあいジャパンでチャリティーイベントを実施します。ゲストには斉藤徹さん、さとなおさん×斉藤徹さんの特別対談もありますので、ぜひどうぞ ー>詳細

© 2017 Learn by doing

Theme by Anders NorenUp ↑