昨日、助けあいジャパンでお世話になっている松村先生(marc)さんの講演会に行ってきました。松村先生は今年の4月に、脳腫瘍が見つかり緊急手術。(背景はさとなおさんのブログのこれとこれを)
自分の死と直面したときに、どんなことを考え、何をするのか?
書きたいことがたくさんあるけど、2つに絞ろう。
1つは最初のタイトル、 人生の全ての出来事がご縁で繋がっているということ。講演会の中でもメインのこのメッセージ。
自分の死と直面した時に、人はこれまで手に入れたもの、積み上げてきたものを削ぎ落して行く作業にはいる。そんなのをすべて削ぎ落していくと、最後に残るもの。
それは自分自身、
そして今日みんなでこの場所にいれたこと。ただそれだけ。
おそらくその場にいた全員がその「今日この場所にいれたこと」その意味をストンと理解したと思う。
先生と一緒の場所にいた。
いろんなご縁があって、先生と知り合い、先生のおかげで今がある。そういう人が集まっていたからこそ、なおさらです。
私が先生と知り合ったのは311以降、助けあいジャパンの活動を通じて。
昨日は助けあいのミーティングもあり、さとなおさん、石川さんとの打ち合わせのあとに参加。 来るときは石川さんの車で辰濃さんと板谷さんと一緒に向かった。会場ではペーターさん、まささん、まりさん、ちえさん、伊藤さんもいて。星野ご夫妻も、先日ご挨拶できなかった、佐々木かをりさんとも再会。
ふと思い出したら、みんな311以降にお会いした人たち。確かにご縁ってある。
だから、自分自身も変わっています。そんなことを一緒の場にいて実感していました。
そして、もう一つ。
先生の2時間の中のプレゼンで助けあいジャパンのスライドが一枚ありました。大事な大事な講演会の一部に助けあいジャパンの紹介。
「助けあいジャパン、フラットな感覚で自分のスキルやできることを持ち寄っている新しい組織。この組織が日本を変えると思います」
先生はそんなこともおっしゃっていました。
さっきも書いたけど、一緒に会場にいた人はさとなおさん、石川さんをはじめ助けあいジャパンで一緒のみなさん。そして、ボクはいま、その助けあいジャパンの代表理事。
最後に先生と握手させてもらったときも、「助けあい、頼むよ!」って一言。
そう、ボクは頑張らなくちゃ。
でも、無理しないで、自分らしいやり方でいこうと思った。
先生のお話を聞きながら、ご縁もそうだし、タイミングもあるのです。フラットな新しい感覚は創始者のさとなおさん、石川さんが中心となり、ボランティアのみんなで創り上げたもの。
「フラットでみんなが得意なことをやる組織」その大事な部分を忘れずにさえいれば、必ずうまくいく。
一歩ずつ着実にやろうと思っています。 なんか、そんなことがストンと落ちた先生の講演会でした。そして、終わった後もなんだか温かいものに包まれていました。
日本は必ず復活する。だから、若い人に伝えたいことがある。
そのメッセージもあり、先生の講演にはたくさんのことを学びました。 私は311以降にしか先生とはお会いしていないので、助けあいジャパンの話ばかりになりましてすいません。
現在、marc先生とさとなおさんは、本を書いているそうです。生きることって何? 生と死って? そんな本がでるそうです。ボクは買って、見て、泣くと思う。 出版の時はまたブログに書きます。お楽しみに。
このブログを書き終えるのがいとおしい。ほんとに素敵な講演会でした。写真を以下にまとめましたので、よかったら見てみてください。
marc先生、今度福島の桃買って行きます。一緒に食べましょう!
お会いできたご縁に感謝しています。
(マーク先生とさとなおさんのやりとりの一枚。好きな写真です)