野田祐機のブログです

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140文字のtwitterを使った復興支援

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みなさん、去年の3月11日 どれだけの人がtwitterでつぶやいたかご存知ですか?
震災直後に記録した1秒間のつぶやきは 5,530 TPS (Tweets Per Secound), 歴代でもTop20に入るつぶやき数だそうです。

そして、日本からのつぶやきと、世界がそれに反応した時の動画がこちらです。10秒くらいなのでぜひ見てみてください。ピンクが日本からの状況、緑がそれに反応した震災後1時間のつぶやきです。

[flickrvideo]http://www.flickr.com/photos/twitteroffice/5884626815/in/photostream[/flickrvideo]

 

想いを届ける。これって立派な支援だと思っています。3月11日、あの地震の直後から世界中から日本にたくさんのメッセージがtwitter上で送られました。#prayforjapan のタグでいろんなメッセージが届き、そのメッセージに勇気付けられた日本人は少なくないはずです。私も震災の次の日、横浜に帰る間にそのメッセージに勇気付けられた一人です。 上の動画の通り、本当に世界中から日本にtweetが届いていたのです。

 

あの震災から1年。

震災直後の面影はもうありません。夏の節電対策は終わり、テレビもあまり東北の話題も減ってきました。だけど、東北にはまだまだ支援が必要なのです。

自宅の無い避難者数   342,509人
仕事がない失業者数   約200,000人
処理されたガレキ  2253万トンのうち5%

というのが現状です。

もう一つ書くとボランティアに参加した人は 延べ 936,900人。

1億2千万人いる日本人で、1%の100万人にも満たない人数しか東北にいけてないのです。語弊があるかもしれませんが、99%の日本人にとって、震災はテレビとネットを通じたものなのかもしれません。

風化するのは仕方ない。 だけど、もっと支援があってもいい。そう思う反面。実は、どう関わっていいかわからない人が多いのも事実だと感じています。

 

ボランティアに行くにもお金がかかる、時間がかかる。 寄付をするにもそんなにお金はだせない。活動をはじめたら最後までやらないといけない。 実は支援をしたくても、今はやるか、やらないかの二択しかない。 復興支援もNPOや社会貢献も、今は二つの極端な選択肢しかないような気がしています。だから、ボランティア数のようにあまり関われる人が多くないのかな? この一年を通して私はそう思っています。

 

もっと気軽に関われるきっかけがあってもいいじゃない。0%か100%だと、さっきのボランティア数が示すとおり、一部の人しかやりたくても支援ができないのです。
気軽にできる復興への関わり。 そう思って、今回友人の Hal_J とプロジェクトを作りました。助けあいジャパンLangrich, Lang-8の3つの団体が協力して、ソーシャルメディアを使って英語で情報を発信するプロジェクトです。

英語で記事を書くだけ、英語でつぶやくだけ。 そのメッセージを世界の人に届けよう。つぶやくことで、震災に関しての興味を持続してもらおう。 という企画です。自分の思いを英語でつぶやくだけ、寄付や上の動画のようにメッセージをくれた世界中の人にお礼でもいい、今のあなたの気持ちでもいい、日本の現状でも当時の思いでもかまいません。英語でつぶやいてみる。 twitterがあればできる企画です。

 

英語でつぶやくのには理由があります。ある海外の方は「関わりたいけど、どう関わっていいかわからない。」とおっしゃっていました。その方にあるサイトを教えてあげたところ、数百万円の寄付金を集め寄付されていたのです。関わりたい人、助けたい人はいる。でも、情報が少ない。 海外の人と会うたびにその声を聞きます。これは日本でも同じこと。 助けたい人、関わりたい人に情報を届ける。その思いで今回の企画は実施しています。

 

震災から1年経って、世界に何を伝えるのか? 日本のことを伝えられるのは、日本人である、私たちにしかできないことなのです。 そこに英語という言語の壁があるなら、みんなで壊しましょうよ。日本人は苦手です。だけど、高校までに6年間英語は習っています。日本人が英語ができない理由は、完璧な英語を目指しすぎるかららしいです。

 

英語が下手でもいいじゃないですか。

完璧な文法じゃなくってもいいじゃないですか。

かっこつけずに思いをつぶやいてみてください。日本のことを伝えるのは、日本人である私たちにしかできません。 良かったら私たちと一緒に思いをつぶやいてみませんか?

 

#311fromjapan 詳細 (twitter 限定)

1.twitterにハッシュタグ #311fromjapan を入れて、英語でつぶやいてみてください。
例:One year ago, we received encouraging words through #prayforjapan from all over the world, #311fromjapan

例:We received donations from many countries and various people. Again, I would like to say thank you. #311fromjapan

英語の例文ははこちらにまとめています。  togetter:#311をはじめたきっかけ

2.英語がわからない という方は、#311fromjapan のほかに  #311eng といれて、日本語で70文字程度でつぶやいてください。
オンライン上に翻訳してくれるメンバーが集まっていますので、翻訳が返ってくるかも?? (つぶやきが多くて全てに対応することはできませんので、対応できない場合はごめんなさい)

 

 

 

こちらに簡単なつぶやきボタンも作りました。英語もいれていますので、ボタンを押せば英語でつぶやけます。こちらのつぶやきボタンから、どうぞ!



(デフォルトで英語のメッセージをいれてます。必要のない方は消してご自分で英語のメッセージを入れてもらって結構です)

#311fromjapan オフィシャルサイト http://311.langrich.com/

 

 

 

 最後に

つぶやくことで、震災が自分ごとになる。 震災に少し関わることで、#311fromjapan でつぶやいてから、ボランティアに応募した人も、寄付をした人もいらっしゃいます。

少しだけみんなで東北のために。2年目になった復興支援、よかったらきっかけはtwitterの140文字からはじめてみませんか?

 

お願い
この活動に共感していただける方は、下記のtwitterボタンをおしてください。twitterにこの記事が紹介され、 #311fromjapan  のタグでつぶやくことにつながります。 良かったらぜひ、クリックお願いします!

  • この記事を書いた人

野田祐機

外資系企業、NPOを経て、2016年に株式会社forsistersを起業。eiffelという手紙サービスをやっています。 28歳からブログを始め、コミュニティーやこれからのトレンド、古典、英語学習などの記事を書いています。 プロフィールはこちらから http://learnbydoing.jp/aboutme/

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