野田祐機のブログです

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映画トランスフォーマー3をIMAX3Dで見て気づいたこと

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今日、知り合いのオススメで映画トランスフォーマー3をIMAXで見てきました。これまでの3Dがニセモノと思えるほど、IMAX3Dはすごかったです。

このIMAXで見るキッカケは、@takuice のブログとイイヅカさんのFacebookのコメントです。お二人には数えるほどしか会った事がありませんが、同じ時期にお二人がtwitterやFacebook上でIMAX を勧めるコメントがあり、これは絶対見ないといけないなと思い今日見てきた次第です。

さて、ここではIMAXのすごさを語るつもりはありません。(@Takuiceのブログイイヅカさんのブログを見てもらえればIMAXのすごさは分かります)面白いのが私が彼らにsocial media を通じてInfluence(影響)されたことです。

誰もがInfluencerの時代

Influencer
意味:影響力を及ぼす人や事物。世間に大きな影響力をもつ人など。
はてなキーワードより

Influencerというと、セレブや業界の著名人を思い浮かべます。
テレビのCMに芸能人が出演しているのは、彼らの人気、影響力を使って商品を買ってもらうためです。

しかし、今の時代はソーシャルメディアさえあればだれもが情報発信ができます。誰かのつぶやきをみて、本を買ったり、映画をみたりという時代です。
その影響が多い人はマイクロインフルエンサーとも言われていたり、ネット上で影響をはかるKloutで高スコアだったりもします。
逆にフォロワーが少ない人がInfluencerではない。 というわけでもありません。今は誰もがあなたのコメントを見て影響を受けるのです。 特に近い友人、よくリプライをするフォロワーの人たちなどです。

信頼する人のクチコミは、既存の広告の50倍もの効果があるというのはMckinseyの調査でも分かっており、人々はよりクチコミを元に物を買うようになっているのです。

クチコミの背景にあるものは?

ずばり、いまの大きな組織、やり方への不信感でしょう。
お金のために必要以上に物を買わせようとする企業や人、そして物を買わせるための広告。震災後の例をあげれば、企業ぐるみの原発の番組へのヤラセ票。国レベルでの情報の操作も不信感を募らせたと思います。結果として国や企業レベルでの信用が失われていき、マスコミも信じられないといったことが起きています。そこで信じるられるのが、知人や顔の見える個人です。

知人は昔からあなたの趣向をしっていますし、あなたのことを思って勧めてくれることが多いでしょう。 ここは問題ありません。
しかし、個人といってもさまざまな人がいます。 平気でウソをつく人もいますし、信用できない人もいます。だからこそ、 「顔が見える」というのが重要なのです。

顔の見える個人とは?

顔が見える= その人の思いや行動、信念が見えること

と定義したいと思います。

実を言うと、私は社会貢献とか政治をやってる人って胡散臭い感じがしていました。私は去年くらいから実際にそういう人たちとお会いする機会がありましたが、実際にお会いすると全然そういう「胡散臭さ」がないことがないんです。

一緒に時間をすごし、お酒を飲みながら思いを語ると、これまでの「胡散臭い」イメージが壊れていきます。 仕事でやりづらいなーと思ってた人と、飲みに行ったらぐっと距離が縮まるあの感じですね。やはり、その人の想いや行動を知ると見方が変わります。

この想いや行動ははこれまで見えづらいものでした。実際に会って、本音でお話しするまでは見えづらいものだったのです。しかし、twitterやFacebookでつながれば、その人の想い、悩み、行動が可視化され、あまり会ったこともないのに影響を受ける場合もあります。

個人で気軽に使っているソーシャルメディアですが、あなたのつぶやきやコメントを見ている他人にとっては、あなたの行動、想いがメッセージとなり少なからずとも影響を与えているのです。

ソーシャルメディアはあなたのメディア、あなたがメディア

twitterでフォローする際にほとんどの人は、プロフィールを見てフォローするかを選びます。つぶやいている内容よりも、プロフィールの内容を見て、その人の情報を得たいからフォローするわけです。

つぶやきの内容= その人のメッセージ
ということを無意識のうちにやっているわけです。

ソーシャルメディア = 気軽に持てる個人のメディア
としか意識していなかった自分にとっては、 「自分が」メディアになりえることがすごいことに感じています。

実際、iphoneさえあればtwitterでTsudaることも、USTのアプリで生中継をすることもできます。USTの生中継を見る人にとっては、あなたが生中継している内容が面白いから見ているわけなんですね。

まさに、ソーシャルメディアはあなたのメディア、あなた自身がメッセージを発信するメディア なんです。

よくソーシャルメディアはセルフブランディングに使えるよ。 という言葉を聞きます。twitterやblogはブランディングのためではなく、自己主張のツール、あなたという情報発信のメディアであり、影響力があることを忘れてはならないのです。

エジプトでは、Facebookの投稿がきっかけで革命が起きました。 イギリスでは、SNSを使って暴動が起きました。また、その暴動のあとを掃除するアクションもSNSを使って起きました。これらも最初は誰かの一言やつぶやきだったと思います。

ソーシャルメディアからのあなたのメッセージが世界を変える可能性もあります。 だからこそ、良い方向に導けるように使いたいものです

人が世界を変える

最後にTEDのビデオからセスゴーデンの言葉をご紹介します。(一部抜粋)

 

世界を変えるには3つのモデルがある。
最初は「工場」というアイデア。(ヘンリー・フォードのように)大きな変化を大量生産できるくらいの効率的な工場があれば世界は変わると。
次に「テレビ」のアイデア。でっかい口があり、テレビに何度も現れることができて、広告が十分に打てれば世界は変わると。

現在は、新しいモデルに代わっているところです。 リーダーシップというアイデアです。リーダーがビジョンを伝え、人々をリードしてアイデアをつなげることです。 そうすれば世界は変わるのです。

 

私はこの動画が好きです。国や企業ではなく、いち個人がつながって世界は変わると私も信じているからです。

人がつながるきっかけとなる、ソーシャルメディアは誰でも気軽に使える時代です。だれもがインフルエンサーになりえる。誰もが世界を変えることができる。 これまでの経験を元に、今はそういう時代なのだと実感しています。
twitterやfacebookでメッセージを発信することで、知らず知らずのうちに人々に影響を与え、人々をつなぎ、リードし、社会を少しでも良くする。気づいたらいつの間にかリーダーシップをとる場合もあります。

ソーシャルメディアはあなたがメディア。何気ないメッセージも誰かに影響を与えるかもしれません。 ポジティブにもネガティブにも。
このことを忘れずに、自分も社会に貢献できるようなメッセージを発信していきたいと思います。

P.S
IMAXの話から、世界を変える話になってしまいました(笑
これも映画トランスフォーマーの影響ということでしょう。 こんなに影響を受けるほど良かったので、映画館で見る場合はぜひIMAXでみてくださいね。

 

 

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